会社に不当解雇された話
こんにちは。
久々のブログなのに面白くもなんともない話題です。
ただ、Twitterで散々病み散らかしたので、現状のご報告をしようかなと。
ツイートだと、嫌な気分になりましたというご意見をいただいたこともあったので、
その辺りを考慮してのブログです。
お暇な時に、温かいものでも飲みながらさらっと読んでください。
■そもそも何があったのか
ツイートでも色々書いていましたが、一応整理。
まぁ端的に言うと、セクハラ、パワハラについて苦言を呈したら即日解雇されました。
「は?」
って思ったでしょ。私も思った。
日頃から社長(御年70歳)にところ構わず猥談をされたり(コトの様子を詳細に話されたりもした)、手を握られたり、過去に痴漢行為をしたが、警察の上層部に知り合いがいるので何度も揉み消してもらった話をされたり、私自身下ネタの対象にされたりもしました。
あまりにも気持ち悪いので内容は詳しく書きませんが、察してください。
そして極めつけは「自分と付き合うか、会社を辞めるか、どっちか選んで」。
そんな感じで社長にセクハラをされる傍ら、私以外の唯一の女性である上司によるいじめを受けました。
他の男性社員さんがいない所に連れていかれて(給湯室とかね)、私が掃除に使った雑巾が気に入らないと怒鳴ったり、布巾の畳み方が気に入らない、グラスを洗って乾かしている場所が気に入らないなどなど。
更衣室まで業務終了後に追いかけてきて、「明日も会社来るつもりなの?」「誰もあなたがもう来るなんて思ってないんだから」と言われた日もありました。
私が所属していた本社には私含め8人程しかおらず、誰にも助けを求めることは叶いませんでした。
そんなのが毎日続いたらどうなるでしょう。
もちろんストレスが体調に出るようになりました。
ひどい腹痛や頭痛、吐き気で会社に行けなくなる日もあったし、帰りの電車の中でふと気が付くとボロボロ泣いていた日もありました。
セクハラについては正直軽いものは入社時からあったので、あまり深く考えておらず(それも問題だけど)、いじめに対して先に音を上げた私は社長に相談することにしました。
社長の回答としては「あの人(女性上司)は同性が嫌いだから」「実はあの人はうつ病を患っているからそういうことをするのかも」。
1ミリも納得出来ねぇわこの野郎。
何度か訴え続けたところ、とうとう社長が「あの人を切ろう」と言いました。
これでやっと終わる。仕事に集中出来る。
そう思っていた、翌々日。
昼休みが終わって、仕事を再開した私に社長から内線がかかってきます。
「会議室に来て」
よく分からないまま会議室に向かうと、そこには難しい顔をした役職者の男性2名と、社長が座っていました。
そして一言。
「ちょうど金曜日でキリがいいし、今日でお終いにしようか」
何のことだかさっぱり分かりません。
混乱して声も出ない私に止めを刺すように、私をいじめていた上司が退職届を持って会議室に入ってきます。
「これ書いて」
退職を申し出たことなんて一度もありません。
思わず「手元に印鑑がないので一度持ち帰ってもいいですか?」と聞きました。
しかし、社長は「拇印でいいから。本社で書いて」とごにょごにょ続けます。
結局訳の分からないまま、強制的に退職届を書かされました。
あとから両親に、断固拒否して会社を出てこれば良かったのにと言われましたが、相手はキレると大声で怒鳴るうえに近くのものを叩いたり蹴ったりする社長です。正直怖くてそんな考えは浮かびませんでした。
大分省略していますが、流れとしてはこんな感じで唐突に私は会社を追い出されたのでした。
改めて書き出すとやばいなこの会社。
■助けて、労働基準監督署~!
会社を出された後、家になんとか帰り着いた私はずっと堪えていた涙が止まらないし、事情を知った両親は激怒するしで我が家はかなり混沌としていました。
そして両親や、お世話になっているキャリアアドバイザーさんと相談し、私は意を決して労働基準監督署(以下、労基)に相談することにしました。
労基に相談することを勧めてくださったり、参考になりそうなサイトを教えてくださったフォロワーの皆さまも、本当にありがとうございました。
ちなみにキャリアアドバイザーさんが何故急に登場したかというと、前々から親身になって会社の酷い状況についての相談に乗ってくださっていて、とても信頼しているからです。あと、こういう事例についてもしかしたら知見があるかなとちょっとだけ期待をしていたのです。
さて、話は戻って早速労基に電話です。
一通り事情を話し、手元に会話の録音があることを伝えましたが返答は冷酷なことに「何も出来ません」でした。
言い分としては「退職届、書いちゃったんですもんね」。
何を言っても結局この一言に帰結しました。
■労働局ならどうだ!
リサーチ不足で大変お恥ずかしいのですが、労基に突き放された後よくよく調べてみると、どうやら労基には不当解雇についてどうこうする権限はないらしい、ということを知りました。
そして次に頼ったのが労働局です。
ここは雇用主と被雇用者のいざこざの解決も行っているとのこと。
労基の時と同じように電話で事情を説明するとちょっとだけ異なる回答が。
「労働局が今出て出来ることはありませんが、賠償請求を会社にして、それに応じないようでしたら斡旋は出来ます」
ただし強制力はなく、話し合いの場に企業側が参加することを拒否した場合や、賠償金の支払いを拒否した場合はその場で打ち切り(それ以上は何もしない)になります、とも言われました。
ついでに「まぁ、賠償請求しても大した額にはなりませんよ(笑)」と半笑いで言われました。
■じゃあどこが助けてくれるの?
結論から言うと、国は不当解雇やパワハラ、セクハラ被害者に対して救いの手なんて差し伸べてくれません。
ではどこが助けてくれるんでしょう。
役所の方々が口を揃えて言うのは「弁護士に相談して民事にしたらどうですか?」でした。
現在、その方向で検討もしていますが、何分費用がかさむのです。
しかも役所の方が音声証拠に対して「誰が喋っているかが分からないから証拠として不十分ですね」とまで言いました。
じゃあ何が私の受けた仕打ちを証明してくれるんだ。
コロナの影響で解雇に追い込まれた方がたくさんいて、その方々の対応に追われていることは分かります。
でも、それ以外の人間には見向きもしてくれないのか、と正直絶望しました。
国に助けて貰えない人間はどこに助けを求めたら良いんでしょう。
多分これ以上続けると面倒な気がするので、そろそろ締めます。
が、最後に一言だけ。
絶対許したくない。
長文・乱文失礼いたしました。
3000字近く文章書いたの、久々だなぁ。