長めのツイートのようなもの

※個人の感想です

執事喫茶の話

こんにちは。
「めちゃめちゃ趣味多くないですか…?」と街コンで引かれた実績のあるMaaです。

今回はその中でも群を抜いてハマったらやばいと思う趣味、執事喫茶について書きます。

まずお店について。
私は決まって、執事喫茶「Swallowtail(以下、スワロウテイル)」さんにお邪魔……もとい帰宅します。
ここの凄いところは何と言っても「それっぽさ」。
なんかチープに聞こえますが悪いのは私の語彙力です。営業妨害になりませんように。

少し前に執事喫茶が流行った頃、「地下○殿」や、「Butl○r's cafe」など色々な趣向を凝らしたお店が誕生しましたが、スワロウテイルさんはそれらが出来る前から存在します。

一度入ればそこは私の実家。(そう言われた)

なんなら入り口の時点で全ては始まります。

初帰宅(?)の時にテンパりすぎた私と友人はそわそわしすぎてドアマン(受付)の方に「お久しぶりのご帰宅ですか?」とにっこりされました。

中に入ると暖炉のある大きな部屋に案内されます。
わぁお、実家豪華~~!!!

店内は写真撮影はおろか、スマホの操作も禁止なので、思う存分世界に浸ることが出来ます。
また、担当のフットマンさんは積極的に話し掛けてくれるのでティータイムや食事中も楽しめます。
ちなみに私はなんとなく申し訳なくなるので、話している間は飲み食いが止まる。しかし制限時間が決まっているので最後に紅茶一気飲みすることになる。一向に時間配分は上手くなりません。

あと、初めて行った時に何度もやらかしたのはお茶を注ぐ行為でした。ついでにティーセットに出てくる3段のお皿も入れ換えは自分でやりません。
お皿は重たくてお嬢様にはとてもじゃないけど、危なくて持たせられないそうです。私はか弱い女の子(にっこり)。

お茶をつぐのもお皿の交換も自分でやることを放棄するのには慣れたのですが、お化粧室に行く際往路も復路もフットマンさんを伴わなければならないのには慣れません。
特に戻る時。お化粧室に通じる扉を出たらそのまま待たないといけないんです。公開処刑。個人の感想です。

なんとか出来るようになったのは、呼び鈴を鳴らすことです。フットマンさんを呼ぶのには声かけでなく、卓上のベルを鳴らします。これがまた響く響く。久々の帰宅の時(初来店とも言う)に、おっかなびっくりを極めまして、「チリン…カンッ」って、一瞬だけ鳴らして置きました。なおフットマンさんは来てくれた。

1度だけどーーーーーーーーーしても鳴らす勇気が持てなくてそわそわしてたら、背後から「心のベルが聞こえました」と微笑んだ、他の方の担当だったフットマンさんが登場して変な声を出しました。その方とは約3年後に再会しまして、担当になって下さった時に同じことを言われて震えたと同時に推しとなりました。
まじで良い声していて、オールバックに丸眼鏡が似合うんですよ……流し目してくれてめちゃめちゃ興奮しました。しかも声が好きだと言っているのが聞こえていたのか、私の背後から登場する時は必ず耳元で話しかけたり、会話に入ってくる時は「ん?」って言ってくるんですよ…むりでは………

ところで冒頭で「やばい」と称したのはこれが原因です。推しを作ると本気でやばい。

何がやばいって、リアルガチャなんですよ。
ディズニーのショーも、舞台もブラインドグッズも基本リアルガチャではあるんですけど、執事喫茶はなんと「シフト」と「フットマン(給仕担当)決定」という2つのガチャに勝たなければなりません。
恐怖の課金式ガチャ二重奏。(言いたかっただけ)
要するに、推しが出来ても自分が予約した日に出勤してくれていて、尚且つ給仕担当になってくれないといけないんです。
でも推しは推し。会いたいですよね。そうなると通うしかないんですよね。負のループ。
私は「合法ホスト」と呼んでいます。スワロウテイルにもホストにも謝れ。

ここまで、執事喫茶がさも恐ろしい場所かのような書き方をしましたが、全然そんなことはないです。
ゴージャスな雰囲気や美味しい紅茶、お菓子、フットマンさんたちによる給仕…こんな非日常的な体験、他では中々出来ないじゃないですか。
男性も結構いらっしゃるし、お1人で紅茶を片手に本を読んでいる方もいらっしゃるので、楽しみ方は無限大。ちょっと条件はありますが、お誕生日もお祝いしてもらえます。
ランチやディナーもやっていて、フットマンさんが考案したカクテルやワインも楽しめます。
お嬢様、坊っちゃん、奥様、旦那様、と呼び方も選べますよ。

予約必須だし、ちょっと取りづらいこともありますが、ぜひ池袋でいつもと違うティータイムをするのも良いのではないでしょうか?

…お、綺麗にまとまったのでは????



▼お店URL
https://www.butlers-cafe.jp/